先日パーフェクトデイズという映画をみてきました。
東京・渋谷でトイレの清掃員として働く平山(役所広司)は、変化に乏しいながらも充実した日々を送っていた。同じような日々を繰り返すだけのように見えるものの、彼にとっては毎日が新鮮で小さな喜びに満ちている。古本の文庫を読むことと、フィルムカメラで木々を撮影するのが趣味の平山は、いつも小さなカメラを持ち歩いていた。
平山が古本屋で見つけた本が幸田文 〝木〟
樹木を愛でるは 心の養い、何よりの財産。
父露伴のそんな思いから著者は樹木を感じる大人へと成長した。
そんな著者の目に映る 木々の存在の向こうに、人間の業や生死の淵源まで見通す。
日々の生活に潤いを与えてくれるのは
自分自身によるものなのかもしれませんね。
身近な樹木 に 二度と同じもののない
今を 感じる そんな思いを大切にしたいものですね。